経済経営学科 3年生
私は不動産業界への就職を希望していたことから、宅建講座を受講しました。不動産業務には、宅建士だけが扱える独占業務が存在しており、資格の需要が高いことに魅力を感じました。また、法律や権利関係、住宅ローンなどの知識は金融業界にも活かすことができ、将来の選択肢を広げられる点も大きな魅力でした。
宅建は国家資格であり、合格率は15~18%と難易度が高く、年1回しか実施されないため、不合格の場合は翌年まで受験できない特徴があります。そのため、計画的に勉強することや講座を活用することが重要だと感じました。講座では、初めてでも理解しやすい教材が使われており、重要な箇所を効率的に学習することができました。終盤には模擬テストが実施され、自分の理解不足を把握できる仕組みがあり、試験直前までサポートしてくれます。法律や専門的な知識は難解な部分も多くありましたが、その際に講師へ質問し、丁寧な解説を受けられることは独学にはない大きな利点でした。さらに、塩谷さやか先生のゼミでさまざまな業界の研究を行った経験が、宅建学習に大いに役立ちました。業界ごとの仕組みや課題を理解していたことで、不動産分野の知識もより実践的に結びつけることができ、学習のモチベーションを高める要因となりました。
宅建合格は就職活動において強みになります。不動産に関する業務理解が深まるだけでなく、資格を評価して選考が有利になる企業も存在します。就職活動の早期化によるインターンシップ等のイベントに乗り遅れないためにも、早めの受講を強くお勧めします。